クォーツウォッチの分解掃除について | 共栄産業株式会社・時計修理

TOP / 記事一覧 / プレス記事

クォーツウォッチの分解掃除について

2021年3月22日 (更新:2021年3月22日)カテゴリー:プレス記事

機械式の時計=自動巻、手巻 では分解掃除が必要だと認識されている方も多いですが、クォーツ時計では必要ないと認識している方も多いのではないでしょうか。
時間を針で表示している時計には必ず機械の中に歯車が存在します。歯車が存在するということは、そこには潤滑油も存在します。そういった条件は機械式の時計でもクォーツの時計でも変わりません。時間が経過すると油の劣化、揮発が起こりますので分解掃除は必要になります。エンジンオイルが切れた状態で自動車を走らせると直ぐに止まってしまう状態と理屈では同じです。

また、時計の機械は気密性の高い小部屋(ケース)の中に格納されており、ケース、裏蓋、ガラスなどの隙間をパッキンで塞いでいます。
パッキンは金属製のものではなく樹脂製やゴム製なので、同様に数年たつと劣化し、防水・防塵性能も低下し、外部からの水分やほこりなどの汚れが機械に影響を与えることになります。電池交換して動けば、との考えもありますが、長く時計を使用し続けるにはメンテナンス・分解掃除が必要なことは機械式でもクォーツでも変わりません。

共栄産業では日々、様々なブランドの数多くのクォーツウォッチの分解掃除も行っております。ぜひご利用下さいませ。

関連タグ: 腕時計防水
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.