秒針の動きが変わったら…
いつもは1秒ずつ進んでる秒針がある時から2秒ごと又は4秒ごとに進む事があります。
初めて見る方は壊れたのではないかとびっくりするかもしれません。しかしこの現象は故障ではありません。
電池を動力源とするクォーツ式の時計は、ある程度まで電圧が落ちると数秒刻みで秒針が進むようになります。
この挙動をBLD(Battery Life Indicator)あるいはEOL(End Of Life)と呼んでいます。
内部のムーブメントによって秒数は異なりますが、多くは2秒~4秒刻みで動くようです。この現象が起こったら速やかに電池交換を行ってください。時間が経過するとやがて止まってしまいます。しかし、秒針の動きが変則的で不規則な場合は、電池交換の合図ではなく、故障の可能性が高いです。この場合はオーバーホール(分解掃除)が必要になります。
電池残量低下の場合は、一見おかしな動きをしていますが、その動きやリズムは一定に規則正しく動いています。